12月14日(土)にスキルアップ講習を開催しました。
今回のスキルアップ講習は「チーム育成に役立つピンボール指導法」と題し、能動的かつ主体的なチームをつくるためのスキルを学んでいただく機会として、「人に伝える」機会が特に多いVOLUNTAINERリーダーサポートの皆さんを対象に開催し、約70名が参加しました。
VOLUNTAINERの皆さんお馴染みのVOLUNTAINERアドバイザー高山氏(ルパン)とパートナー島崎氏(ランド)を講師に迎え、実践を交えながら3つのスキルを学びました。
【能動的・主体的なチームをつくる3つのスキル】
1.「ピンボール指導法」を実践するコツをつかむ
2.心の安全をつくる「アイスブレイク」の効果的な手順とネタ考案
3.学びの瞬間を逃さない「ファシリテーション」理論とファシリテーター実践
東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブVOLUNTAINERは、リーダーサポート、リーダー、メンバーで成り立っており、東京マラソン財団ボランティア事業部では、VOLUNTAINERリーダーサポートの皆さんには大きく2つのことをお願いしています。
1.東京マラソンボランティアでのリーダーサポートとしての活動
2.VOLUNTAINER事業の中で皆さんの活動経験や知識の共有、活動での気づきや楽しさを普及する活動
ボランティア活動だけでなく運営サポートとして研修での登壇など多岐にわたる活動の中で、「チーム育成・現場での支援」を求められる機会が多いリーダーサポートの皆さんにチーム育成に繋がる3つのスキルを学んでいただくことで今後の活動の広がりや楽しみ、を増やしていただけたのではないでしょうか。
リーダーサポートの皆さんは活動の場で運営スタッフと現場、ボランティア同士、運営協力などで他大会とのつながりを作るなど、『かけ橋』となっていただく場面も多くあります。また、VOLUNTAINERの象徴のような『広告塔・アンバサダー』的な存在として、リーダーやメンバーの憧れの存在でもあり、お手本となる『ロールモデル』でもあります。こういった講習などで得た知識や、現場での経験を継承しながら今後もVOLUNTAINERを牽引していただきたいと思います。
2024年10月6日にVOLUNTAINERは設立8周年を迎え、2026年には10周年、さらに東京マラソンは2027大会で20回目の開催となります。この先、節目となる10周年、20回大会に向け、ボランティア事業部では今後も、大会当日の活動だけでなくVOLUNTAINERとして活動する中での成長やスキルの向上の機会も大切にしながら、年間を通してボランティアの団体参加や他団体への運営協力などの活動の機会、スキルアップ講習などの学ぶ機会を設けてVOLUNTAINERの皆さんが笑顔で楽しく、やりがいを感じながら活動できる場をさらに創出していきたいと思っています。
Q.本日スキルアップ講習に参加したきっかけを教えてください。
A. 東京マラソン2023からボランティアメンバーとして活動を始め、2024大会と東京レガシーハーフマラソン2024はリーダーとして活動しました。今年、リーダーサポート説明会兼選考に挑戦してリーダーサポートになりましたが、今後リーダーサポートとして活動するにあたり、自分よりも経験豊富なリーダーの方達と活動する機会も多くなると思った時に、自分自身がリーダーサポートという役割で何をしたら良いのかをもっと知っておきたい、また他のリーダーサポートの方と横のつながりも作りたいと思って参加しました。
Q.スキルアップ講習に参加してみて、いかがでしたか?
A.本当に多くの気づきがあった1日でした。
明確な目的に向かってどのようなフレームワークを行うべきか学ぶことができましたし、演習ではチームを俯瞰して見ることで、自分だったらどう対処するだろうと対処法を想像しながらアクションプランを考えることもとても学びになりました。
スキルアップ講習に参加するきっかけとなった、リーダーサポートの役割を理解し、どういう立ち位置で動くべきか、というところも明確になったと思います。
Q.今日のスキルアップ講習が活動や社会生活にどのように役立つイメージが持てましたか?
A.日常生活や、会社などさまざまな場面でファシリテーションをするという機会は大なり小なりあると思います。そういった中で、今日学んだフレームワークは全てに活用できると思うので、そのまま活用していきたいですね。
また、チームで考えたアイスブレイクのアクティビティアイディアも活動の中で活用していきたいです。そもそもアイスブレイクのネタを考えるという発想がなかったです(笑)でも自由に考えていいんだということにも気づけましたし、その方法も習得できたのでこれからも新しいアイディアを考えて楽しい活動になるよう役立てていきたいです。