2023年10月29日(日)に開催された金沢マラソン2023に、VOLUNTAINERツーリズムでボランティア参加しました。
VOLUNTAINERツーリズムとは、ボランティアの育成に関する協定締結先であり東京マラソン2024オフィシャルパートナーでもある近畿日本ツーリスト株式会社と連携し、「ボランティア活動」と「旅行」の両方を楽しめる機会として企画されたものです。今回は「館山若潮マラソン」に続き第2弾として、初めて活動前日と合わせて２日間の行程でした。
活動前日の10月28日（土）朝、東京駅発着組は新幹線で金沢へ、金沢駅集合組と合流後「もてなしメッセ」（東京マラソンでいうEXPO）の見学をしました。もてなしメッセはJR金沢駅もてなしドームの地下にあるイベント広場で開催されていて、ランナー受付会場である石川県立音楽堂交流ホールも隣接していました。金沢駅周辺はランナーや観光客などで大賑わいで、とても活気ある雰囲気を味わえました。
もてなしメッセ見学後は金沢駅前から貸切バスに乗車し、翌日の活動場所の下見へ。活動する班ごとのリーダーを中心にテーブル位置などを確認しました。
その後、兼六園とひがし茶屋街を地元の観光ボランティアによるガイド付きで見学しました。参加者の方から「観光ボランティアの方のご案内は地元を知り尽くしていて、ちょっとした疑問にも答えてくれ楽しめました。」と好評でした。
夜は「決起会」として、翌日の活動の説明後、参加者全員で会食しながら一緒に活動する仲間と交流やプレゼントが当たるクイズ大会で盛り上がりました。
クイズ作成には観光ボランティアの方の他、添乗員の橋場さんにもご協力いただきました。（たくさんのクイズを作成していただき、誠にありがとうございました！）
そして、いよいよ10月29日（日）の活動当日。
担当は第11給水所（32.7㎞地点）でスポーツドリンクと水の配付でした。
金沢マラソンではランナー向けに特色ある給食を提供する「食べまっしステーション」というものが設置されており、私たちが活動した給水所では「金沢カレー」が提供されていました。
➡金沢マラソン食べまっしステーションの詳細はこちら
カレーが配付されていることや晴天に恵まれたこともあり、特にランナーの多い時間帯は、一時的に給水をお待たせすることもありましたが、活動前日の決起会の効果だけではなく、東京マラソンを始めとしたボランティア活動の経験や雰囲気も充分に活かされ、活動中は言葉を交わさなくても連携できていたところも多くあり、忙しさは達成感や一体感にもつながっているようにも感じました。一緒に活動してくださった添乗員の橋場さんにも感謝申し上げます。
最終ランナーが通り過ぎた直後に雨が降ってきましたが、集合写真を撮影する頃には雨が上がり虹も出て、幸せな気分を感じながら活動を終えることができました！
金沢マラソンには、これまでボランティアリーダー講習会の実施やボランティア募集に協力してきました。また、東京マラソン財団の取り組みの一つである「RUN as ONE - Tokyo Marathon」の一般提携大会でもあり、今後も連携が継続的にできればと考えています。
今回参加された皆さまからのご意見では、また参加したい、他の大会にも行ってみたいという声もいただきました。豊かな自然や歴史的景観、食や文化といった金沢の魅力を満喫しながら、ボランティア活動を通して新たな出会いと楽しみを感じていただけていれば幸いですし、今後もどこかの大会へVOLUNTAINERの皆さまと一緒にボランティア活動に行けたら嬉しいです。
このたびご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。大変有意義な２日間をご一緒させていただきました。また皆さんとボランティア活動の場でお会いできるのを楽しみにしています！
※今回のレポートはツアーに同行した東京マラソン財団社会協働事業本部の山本が担当しました。