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【後編】金沢マラソン2021ボランティア活動レポート

2021.11.29

2021年10月31日(日)、金沢マラソン2021が開催され、ボランティア事業部の職員2名を含む総勢17名で団体参加し、ボランティア活動を行ってきました!

活動レポート【後編】では、活動当日の様子を、実際にボランティア活動いただいた「新開 旭(しんかい あさひ)さん」と「工藤 里美(くどう さとみ)さん」の2名にレポートいただきました!

VOLUNTAINERの生の声を、当日の写真とともに楽しんでご覧ください♪

***新開 旭さん(ニックネーム:Sunny)***

この度10月31日(日)開催の金沢マラソン2021に、私たち約20名のVOLUNTAINERの仲間が団体参加して、31.5km地点の給水所でボランティア活動をしました。

金沢マラソンは、東京マラソン財団の取り組みの一つである「RUN as ONE - Tokyo Marathon」プログラムの提携大会で、完走者には抽選で東京マラソンの出走権が付与されます。
コースは市街地中心部の広坂通り(金沢城・兼六園前)からスタートして、金沢の魅力を満喫できる7つのゾーンを回り、石川県西部緑地公園陸上競技場でフィニッシュし、今大会では約1万人のランナーが金沢の街を走りました。

私たちVOLUNTAINERの仲間は2つの班に分かれ、2箇所の給水テーブルで活動しました。ほとんどのメンバーは首都圏からの参加でしたが、中には観光も兼ねて金沢を満喫する方もいました。いつもは財団スタッフとして私たちVOLUNTAINERをサポートする島田さん、関谷さんも、今回はメンバーとして一緒に活動に参加しました。

私が担当した給水2班では、直前に金沢名物カレーの給食テーブルがあり、一口サイズに盛り付けたカレーを味わったランナーがお水を美味しく飲み、満足した様子で先へ進む姿が印象に残りました。ランナーの集中により、一時忙しい場面もありましたが、リーダーの的確な段取りとメンバーの一致団結で乗り切り、最終的には用意したストックをほぼ全量給水することができました。ランナーからは「美味しい」や「ありがとう」などと声を掛けられ、私たちにとって大きな励みになりました。

当日は朝から曇り空で、一時雨も心配されましたが、みんなの日頃の行いや活動中の情熱が見事に空にも届いたかのように、後半は晴天にも恵まれました。活動を無事に終えて、解散前のブリーフィングでは、みんなの達成感に満ち溢れた素敵な笑顔がマスク越しでも伺えました。

東京マラソン2021が延期となった中で久しぶりに参加した大会本番の活動では、無事に参加できた喜びと有り難さをとても良く実感できました。
延期となった東京マラソン2021をはじめ、また来年の金沢マラソン2022も楽しみに、これからも進んで活動に参加したいと思います。
これを読んで下さった皆様とも、活動でご一緒できることを楽しみにしております。
ありがとうございました。

***工藤 里美さん(ニックネーム:さとさん)***

石川県の県庁所在地である金沢市で2年ぶりに金沢マラソンが開催され、全国各地から集まった約1万人のランナーのサポートとして、VOLUNTAINERの皆さんと一緒に給水のボランティアとして参加してきました。

今回は、新型コロナウイルス感染症防止対策としてさまざまな取り組みが行われました。

ランナーは国内在住者限定で、スタートまでマスク着用、スタート地点での密集を防ぐため8時35分と8時45分の2つに分けて時間差で出発するというウェーブスタート方式が実施され、コース上の沿道では、手書きや動画のメッセージを通じてランナーに声援が届けられました。
ボランティアも、活動中は手の消毒、ビニール手袋・マスク・フェースシールドを着用し、ランナーには温かい拍手と笑顔で応援しました。

また、当日は直前に決まった衆院選の投票日と重なり、投票所に近いコース上の交差点では有権者の横断を優先させる横断スポットが設けられ、1回につき30秒ランナーに足を止めてもらうランストップ方式がとられました。

活動開始の天候は曇り空で、水もそんなに必要ないだろうと思って準備していましたが、予報どおりお昼過ぎから晴れて気温も上がったため、ストックしていた水も足りなくなり慌てて水の補充を始めました。なかなか追いつかない状態のときに1班のメンバーが支援に来てくれて、とても助かりました。

また、2班の給水テーブルの前は金沢名物のカレーが提供されていて、カレーの後の水の必要性も参考になりました。

久しぶりの給水ボランティア活動はとても忙しかったですが、楽しいひと時でした。
ボランティア活動における新型コロナウイルス感染症対策という新たな取り組みを体験できたこと、そしてVOLUNTAINERの皆さんと遠方で一緒に活動できたことは、今後の東京マラソンボランティアなどの活動の参考にできる貴重な機会でした。

2015年の北陸新幹線開業にともない開催された金沢マラソンは、今年で7回目を迎えました。東京から新幹線で約2時間30分で行くことができます。来年はきっとコロナも明けているでしょうから、今度はゆっくり観光を兼ねてVOLUNTAINERの皆さんと一緒にボランティアに参加したいと思います。

***集合・活動前の様子***

メンバー同士フィジカルディスタンスを保ちつつ、
リーダーは要点をまとめたスケッチブックを見せながら活動のポイントを説明しています。

***活動中の様子***

徐々に晴れてきて、給水コップを手に取るランナーも増えてきました!

活動終盤は手拍子でランナーを応援しました!

***活動終了後***

久しぶりのボランティア活動に、活動終了後は達成感で溢れていました♪
マスク越しでも伝わる笑顔、素敵です!!
ご参加いただいたVOLUNTAINERの皆さま、本当にありがとうございました!




参加者の声

【キックオフミーティング】
・初めての給水担当だったので、経験してる方から話を聞けたのは貴重でした。
・VOLUNTAINERとして参加する目的を伝えてもらい、活動に向けてより気合いが入りました。
・活動当日のタイムスケジュールや集合場所・活動内容の確認をしたり、チームごとに分かれてのミーティングではコミュニケーションを取ることでチームワークが高まりました。一緒に活動する仲間と当日の活動で不安なことや楽しみを共有したり、活動経験のリーダーから活動におけるポイントを共有していただいたことが、目的に沿った内容だと感じました。

【活動当日】
・久々のマラソン大会沿道でのボランティアに参加出来て、ワクワクしていました。しかもVOLUNTAINERの団体参加だからバックアップも万全で安心、ベテランリーダーさんが手際よく指示を出して下さったお陰で始終笑顔で楽しく活動を終えました。また団体参加があったらエントリーしたいです。
・新型コロナウイルス感染症対策として、マスクにフェースシールドを着用しながらの活動は暑くて大変でしたが、ランナーの走る姿を見て元気をもらえ、ランナーから「ありがとう!」という感謝の言葉をいただいたことは、支える力を届けることができたと思い、嬉しくなりました。


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