11月9日(土)、宮城県仙台市で「宮城県都市ボランティア共通研修」が行われ、東京マラソン財団ボランティアセンターの佐藤とVOLUNTAINERパートナーの市川雄一氏(せいちゃん)が登壇し、講演を行いました!
宮城県では利府町で東京2020大会オリンピックのサッカー競技が開催されるにあたり、宮城県都市ボランティアに申し込みをされた方々に向け研修が行われ、この日は138名が参加されました。
宮城県都市ボランティアには、案内・誘導やインフォメーションなどの活動の他に、2011年に起こった東日本大震災の記憶・教訓や復興の姿を発信する「東日本大震災語り部」という役割があります。
宮城県庁の後藤様が「ボランティアの皆さんから全世界へ、宮城の魅力、そして東日本大震災から復旧・復興した姿を発信してほしい。そしてご自身も楽しみながら東京2020大会を盛り上げてください。」と、その想いをお話してくださいました。
その後オリンピック・パラリンピックの歴史、そして東京2020大会の概要について学んだあと、東京マラソン財団の佐藤から「大規模イベントにおけるボランティア」について講義を行いました。
東京マラソンでのボランティア活動のほか、9月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)での事例を挙げながら、ボランティア活動をするうえで必要な準備や、実際にボランティア活動中に起こったイレギュラー対応の話をしました。
「ボランティアは『誰かを支える、助けるための活動』だと思われる方が多いと思いますが、「自分のための活動」にしてほしい。ボランティアの皆さんが楽しんで活動する。その楽しんでいる姿を見た人が、「あぁ、会場に来てよかった」と思う。そうすることで『自分のための活動』が『だれかのための活動』につながっている。」と話しました。
VOLUNTAINERパートナーのせいちゃんからは、コミュニケーション基礎知識を学ぶ実習と講義を行いました。
皆さん熱心に、そしてとても楽しそうにお話を聞いて下さり、実習を受け大盛り上がりの研修となりました!
参加された方からは、「東京2020大会のボランティアについて何も知識がなかったのですが、今回の研修で種目数や競技について詳しく知ることができてボランティアとしての知識が増えたのでよかったです。実習のワークも、講師の方々が雰囲気を作るのがすごくうまくて、雰囲気の作り方、場の空気の包み方を学びました。こういう風に場の空気が和んで、うまく事が運ぶんだなと実感して、リーダーシップも学びました。」と嬉しい感想をいただきました!
研修終了後、皆さんが「楽しかったです!」と言って会場を後にする姿が印象的でした。
東京マラソンに出場したランナーの皆さんへのアンケートでは、“98%”の方がボランティアの対応が「よかった」と回答をいただいており、ボランティアは東京マラソンに欠かすことのできない存在だと、毎年強く感じています。
そして2020年、東京だけでなく、宮城県にも多くの方が訪れます。
これを機に、訪れた方々が「また宮城に行きたい!」と思っていただけるような素敵な活動に、そしてご自身にとっても最高の想い出になりますように!
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
名 称 : | 宮城県都市ボランティア共通研修 |
日 程 : | 2019年11月9日(土) 13:30~17:00 |
会 場 : | 仙台合同庁舎 〒981-8505 宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町4-1 |
他開催日程 : | 2019年10月5日(土) 宮城県庁 10月6日(日) 宮城県庁 10月19日(土) 仙台合同庁舎 10月20日(日) 大河原合同庁舎 10月26日(土) 仙台合同庁舎 10月27日(日) 大崎合同庁舎 11月9日(土) 仙台合同庁舎 11月10日(日) 気仙沼合同庁舎 11月16日(土) 仙台合同庁舎 11月17日(日) 石巻合同庁舎 12月7日(土) 宮城県庁 12月8日(日) 宮城県庁 |