5月11日(土)、港区田町にある「日本労働組合総連合会東京都連合会(連合東京)」が東京2020大会の成功に向けて“都市ボランティアキックオフミーティング”を実施され、「大規模イベントにおけるボランティアの役割」について、東京マラソン財団ボランティアセンター長の山本が講演を行いました!
会場には、連合東京として東京2020大会に都市ボランティア参加する予定の方々が集まり、熱心に講義を受けられていました。
今回は「都市ボランティア(東京2020大会における”シティキャスト“)」のキックオフミーティングということで、山本からは東京マラソンボランティアの活動を例に、駅誘導ボランティアなどの様子を写真とともにご紹介。
また連合東京は特にパラスポーツを応援されているとのことで、東京マラソンで車いすランナーをサポートするボランティアも一例に挙げ、お話をしました。
今回のミーティングにご登壇されていた連合東京ボランティアサポートセンター代表の宮地さんは、第1回 2007大会から東京マラソンボランティアに参加されており、2019大会もフィニッシュエリアの手荷物返却のボランティア活動をしていただいたそうです。
「大会当日は雨が降り、寒かったため、(ボランティアの)みんなの顔がこわばってしまっている場面もありましたが、ランナーがフィニッシュしてくると自然と笑顔になっていました。ボランティア活動をする上で意識していることは、『笑顔でいること・笑顔でいられるように、楽しむこと』。今大会は(厳しい環境だったので)特にメンバーとコミュニケーションをとるようにしました。マニュアル通りには行かないので、臨機応変に対応することが大切です。」とお話していました。
2020年の大規模スポーツイベントでも、ボランティア活動中に何が起こるかは分かりません。天候や現場での突然のアクシデント、一緒に活動するボランティアメンバーが体調不良などで欠けるなど、様々な事象が想定されます。
今回の講演でのボランティア経験豊富な方のお話は、ボランティア未経験の方は特に事前に知っておくべき、非常に役立つ内容でした!
VOLUNTAINERでは、2020年以降も継続してボランティアの輪を広げていけるような活動に取り組んでいきます。
今回のキックオフミーティングに参加された皆さま、ありがとうございました!