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東京マラソン2018に向けた普通救命講習会~身につけよう応急手当~実施レポート

2018.01.25

1月13日(土)に東京マラソン 2018 参加ランナーやボランティアを対象に「東京マラソン 2018に向けた普通救命講習会~身につけよう応急手当~」を開催しました。


 

開催に伴い、一般財団法人東京マラソン財団理事長櫻井孝次より「本講習会では、応急手当の知識だけでなく、実際の訓練も体験いただけるので、万が一の事態に直面しても冷静に対応できるようになります。ランナーやボランティアの皆様には、いざというときにいち早く救命活動ができるようになっていただければと思います。」と挨拶しました。

 

心肺蘇生や気道異物除去、止血法といった応急処置の講義や実際にAEDを使った実習。
そして、最後は実際にマラソンの大会中に救護をする場合を想定したシナリオトレーニング(マラソン編)を行いました。

  

チームを組んでの救護実習で参加者同士の仲間の輪も広がっていました。


東京マラソン2018(2月25日(日)開催)の大会当日が待ち遠しいですね。



参加者の声

■名前:鵜川 有希子さん



Q.今回の参加のきっかけは?
第2回大会からボランティア参加していて、今年で9回目?の参加になるのですが、前回救命講習に参加してからだいぶ経ったので、知識を更新しなくてはと思い、参加しました。

Q.講習を受けてみていかがでしたか?
以前とだいぶ変わっていてビックリしました。以前は、胸骨圧迫と人工呼吸を必ずセットで行っていましたが、最近は、胸骨圧迫がかなり重要視されていることが分かりました。AEDの種類も増えていて、モニターに手順が映し出されるものもあったり、機能の進化に驚きました。シナリオトレーニングで具体的なことを学べて良かったです。救助する側が大勢いる場合の役割分担や、救護する対象が女性の場合には人の目を遮ってあげる、救急車を誘導しなければならない、等、色々なことが分かりました。

Q.ボランティア活動の中で大切にしていることは?
リーダーとして活動しているのですが、明るく楽しく、自分も楽しめるように。そして自分のチームのボランティアメンバーの人にも、楽しかったと思って帰ってもらえるようにすること。そのために安全・安心を徹底することです。

Q.2018大会に向けての意気込みを聞かせて下さい
(今年は大会当日のみの参加ですが。)ずっと給水の担当をしていて、去年はリーダーサポートとして活動しました。自分の担当エリア全体を見る立場で勉強になることも多かったのですが、今年は再びリーダーとして自分のチームを持つことになるので、みんなが安全・安心に楽しんで活動してもらえるように、ランナーの人たちを十分に支えられるように頑張りたいと思い、気持ちを新たに臨みます。 今日の講習のチームにランナーの方が1名いて、自分が走られる方でも勉強熱心で、誰かのためになりたいと思ってこういう講習に参加されているのを見て、嬉しく、感銘を受けました。東京マラソンのランナーの皆さんは、(EXPOでのボランティア活動で出会う人を見ても)人柄の良い方が多く、サポートのし甲斐があると感じます。

開催概要
 日時:1月13日(土)午前の部:9時30分から12時10分/午後の部:13時30分から16時10分
 場所:東京ビッグサイト会議棟6階 605~608会議室
 *大会公式ウェブサイト実施レポートはこちら
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