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東京マラソン2026ボランティア事前活動レポート 〜ランナー受付・ボランティア受付・スタートインフォメーション・VOLUNTAINER Meeting 2026・VOLUNTAINER キックオフパーティ〜

2026.04.20

2026年3月1日(日)に開催された「東京マラソン2026」。今年は定員が1,000名増えて、国内、海外合わせて約39,000名のランナーが参加しての開催となりました。そして、無事に大会を成功で終えることができ、「東京がひとつになる日。」を体験していただけたなら大変嬉しく思います。参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

この大会の成功は参加したランナーの皆さんの力走、沿道やテレビなどで応援していただいた皆さんの声があってこそですが、忘れてはいけないのが大会を支えてくださったボランティアの皆さんの力。大会に携わったボランティアの皆さんはどのような事前準備をし、そして、どのような想いで大会本番を迎えられたのでしょうか。

東京マラソンEXPO 2026、VOLUNTAINER Meeting 2026、スタートインフォーメーション、そしてVOLUNTAINERキックオフパーティでボランティアの皆さんにお話を伺いました。

■ランナー受付

ボランティアの事前活動がスタートするのは2月26日(木)~28日(土)に東京ビッグサイトで開催された東京マラソンEXPO 2026から。特に初日の26日(木)は朝10時のゲートオープンから大勢のランナーが来場し、早くも会場は熱気でいっぱい。ボランティアの皆さんは笑顔とハイタッチでお出迎えしたほか、ランナー受付では本人確認、リストバンドの装着、アスリートビブスの受け渡しのほか、チャリティランナーに向けたTシャツの配付、そして計測タグの確認などをスムーズに対応し、EXPOのメイン会場へと誘導していました。

そのランナー受付会場でテキパキと活動していた、ひろさんにお話を伺いました。ひろさんはこれまで大会当日はスタートブロックを3回、事前活動ではランナー受付を2回、担当した経験があるとのことです。

「特にスタートする前のランナーの方たちの表情を見ていると、皆さんが笑顔ですごく活き活きとしていて、こちらまで元気をもらえるんです。その感じがすごく好きなんですよ。送り出す側の喜びと言いますか、私自身も嬉しくなって、毎回『楽しかった!』って思うんです」

初めて東京マラソンのボランティアとして参加したのが2019大会。その時からボランティアの魅力、スタートブロックの楽しさに惹かれたと語ってくれたひろさん。ランナー受付もスタートブロックと同じようにハッピーな気持ちで満ちあふれており、「会場はすごく穏やかな雰囲気ですよね。同じボランティアさんやランナーの皆さんとお話するのが楽しいです」。そして、今年は新たなチャレンジとして、初めてフィニッシュブロックを担当することになりました。

「今まで見たことがない景色だと思いますし、ランナーの皆さんは疲れていると思うんですけど、きっと笑顔でフィニッシュするんだろうなと今から想像しています。スタートブロックとはまた違った感情になるのかなと、すごく楽しみにしています」

そうして今年の活動にも胸を躍らせるひろさんですが、実は大きな夢があるそうです。それは、東京マラソンを走る妹さんをスタートブロックで送り出し、ボランティアの活動を終えてから、フィニッシュで出迎えること。

「妹は旅行がてらに日本各地のマラソン大会に出場していて、彼女が東京マラソンを走る時にボランティアとして支えたい、応援したいと思ったのが、そもそも東京マラソンのボランティアを始めたきっかけでもあるんです。だから、妹が走る東京マラソンでボランティアをするのが私の夢。ただ、妹はもう10年以上も落選し続けているので(苦笑)。来年は節目の20回大会ですから、妹にはぜひ当選してもらって、夢を叶えたいですね」

東京マラソンでひろさんが思い描く、姉妹の夢。東京マラソン2027ではきっと叶うことを期待したいです。

■VOLUNTAINER Meeting 2026・ボランティア受付
ボランティア受付の様子

お土産交換スペースの様子

普通救命講習の様子

ランナーに向けた応援メッセージバナーの寄せ書きには多くのメッセージが寄せられた

ボランティアウェア回収の様子

東京マラソンEXPO 2026と同じ期間中、東京ビッグサイトの会議棟では東京マラソン2026に参加するボランティア・ランナーの交流機会の場として、「VOLUNTAINER Meeting 2026」を開催。ここではランナーに向けた応援メッセージバナーの寄せ書きや応援メッセージ「軍手」制作、フォトスポット、クイズラリー、お土産交換会などの体験コーナーのほか、活動に役立つボランティアセミナー、東京マラソン2026に向けた普通救命講習、ボランティアウェア回収などを実施しました。

ボランティア相談コーナーの様子

また、この会場ではボランティア受付も行われ、来場したボランティアの皆さんの本人確認、ウェアやキャップなどの配付物一式をお渡ししたほか、当日の集合時間や集合場所・活動の流れなどを確認するボランティア相談コーナーも設置。多くのボランティアが訪れ、疑問や不安に思うことなどを一つひとつ、丁寧に解消していました。

■スタートインフォーメーション

一方、ボランティアが事前から活動している場所は東京ビッグサイトだけではありません。スタート地点の東京都庁都民広場には毎年、下見のために多くのランナーが訪れていたことから、2024大会から参加ランナー向けのスタートインフォーメーションを設置しています。今年も国内、海外の多くのランナーが下見と確認に訪れていました。

ボランティアの皆さんはランナー一人ひとりに対し、マップを広げて集合場所や道順を説明。また、入場ゲート・スタートブロックがスタートインフォーメーションからやや離れた場所にあるランナーに向けては、ボランティアがガイド役となって実際の場所まで一緒に同行して案内するツアーも実施しました。その道中ではトイレの場所や当日の注意事項も合わせて説明するなど、ランナーが不安に思っていることを一つでも解消できるように、親身になってアドバイスしていました。

大阪からご夫婦で東京マラソン2026に参加するランナーにお話を聞くと、「東京に住んでいない私たちにとって、都庁周辺はちょっと複雑で難しいです。大会当日のスタートブロックの行き方がよく分からなかったので、今回初めてスタートインフォーメーションに来ました。ボランティアの皆さんが色々と教えてくれて、すごく助かりました。本当にありがたいですね」と、お二人ともニッコリの笑顔。スタートインフォーメーションのボランティアの皆さんの活躍で、安心して本番に臨めそうですね。

■VOLUNTAINER キックオフパーティ

そして、東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ「VOLUNTAINER」の皆さんにとって、今年一番の目玉と言えば、2月27日(金)に開催された「VOLUNTAINER キックオフパーティ」です。東京マラソン2026の成功に向けてVOLUNTAINERの気持ちをひとつにするために、そして、今年10月でVOLUNTAINER創設10周年を迎える記念に開催されました。

キックオフパーティには約180名が参加。活動ブロックごとのテーブルに分かれて食事、ドリンクといっしょに歓談を楽しんだほか、ランナーへのエールメッセージを書きこむボードを活動ブロックごとに作成。大会当日のビジョンカーに映し出されるこのボードには、活動ブロックそれぞれの個性がいっぱいに表現された、色とりどりの応援メッセージ・イラストが散りばめられていました。

さらに、キックオフパーティにはスペシャルゲストとして、ブラス&ダンスを融合させた“ブラダン”のパフォーマンスで世界を魅了する4人組管楽器ガールズグループ「MOS」が登場! 大迫力の演奏に会場は大きな拍手と熱気に包まれました。

「MOS」のトランペット担当のMiyuさん、テナーサックス担当のLottaさんは東京マラソン2026でフルマラソンに初挑戦。また、トロンボーンのErnaさん、アルトサックスのAMIさんはフィニッシュブロックでボランティア体験をします。

「本当に貴重な体験だと思うので、大事な思い出にしていきたいと思います。皆さんとひとつになれるように友だちになりたいので、仲良くしてください!」(AMIさん)

「先ほどボランティアのウェアをいただいて、さらに身が引き締まる思いになりました。皆さん、一緒に頑張りましょう!」(Ernaさん)

「大会当日、皆さんにそれぞれのブロックでお会いするのがすごく楽しみになりました。皆さんで心をひとつにしましょう!」(Miyuさん)

「初めてのフルマラソンなのでワクワク、ドキドキが入り混じっていますが、こんなにエネルギッシュな皆さんの声を聴けて心強い気持ちになっています。当日はよろしくお願いします!」(Lottaさん)

パフォーマンスの後は「MOS」のメンバーそれぞれが各テーブルに分かれて、VOLUNTAINERの皆さんと交流を深めていました。

そのほか、キックオフパーティでは長くVOLUNTAINERの活動を続けてきたメンバー、新しく加わったメンバーを表彰するなど、最後までキックオフパーティは大盛り上がり。目前に迫った東京マラソン2026に向けて、今まで以上にVOLUNTAINER同士の絆が深まったことと思います。

そして、3月1日(日)の大会当日は、さらに多くのボランティアの皆さんが参加しました。それぞれの担当ブロックではどのような思いで活動し、どのような素敵なストーリーが生まれたでしょうか。大会に参加してくださったボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!



参加者レポート

鈴木舞さん

今回初めて東京マラソンのボランティアに応募し、スタートブロックで活動予定の大学1年生の鈴木舞さんにお話を伺いました。

Q.東京マラソン2026のボランティアに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
A.母に勧められたというのもあるのですが、いつも関わっている人たちと違う人と関われる機会はあまりないですし、大学生になって自分の世界も広がっていったので、さらに新しいことを知ってみたいなと思って参加しました。

Q.東京マラソンやボランティアに関してはこれまでどのようなイメージを持っていましたか?
A.大きい大会だなって。それと母が東京2020オリンピックのボランティアをやっていたので、大変そうだなとは思っていたのですが、同時に楽しい話も聞いていました。母はボランティアの現場で新しい友だちもできたみたいですし、今日のキックオフパーティでも色々な方たちが話しかけてくださって、すごく楽しい時間になりました。

Q.あらためて、今日のVOLUNTAINER キックオフパーティの感想を教えてください。
A.想像していたよりも年齢の幅が広かったですし、フレンドリーな人が多くて、話していてすごく楽しかったです。2日後の大会当日が楽しみになってきました。本番ではスタートブロックを担当します。スタートではランナーの皆さんが元気いっぱいだと思うので、そうした雰囲気を感じるのも楽しみですね。

Q.今後、同世代の若い人たちにボランティアの楽しさ、魅力を伝えるとしたら、どのようなことを伝えていきたいですか?
A.「楽しかったよ」「やってみなよ」と言うよりは、「一緒に参加しよう!」と言うのが一番いいかなと思います。私も今回は初めてで、ひとりでの参加というところで不安もあるので、友だちや知り合いと一緒に参加して、その楽しさがそこからどんどんと広がっていったらいいなと思います。

Q.大会当日は「こんなふうに活動したい」などイメージはありますか?
A.人と話すのが好きなので、ランナーの方ともボランティアの方とも色々なお話をしてみたいです。そして、その場を通じて新しい輪が自分の中で広がっていったらいいなと思います。

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