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東京マラソン2024 事前準備編〜ボランティアリーダーサポートミーティング・活動別ボランティアリーダー説明会〜

2024.02.29

東京マラソン2024でボランティアリーダーをサポートし、大会スタッフと現場をつなぐ役割を担うボランティアリーダーサポート*1の皆さんに向けた「東京マラソン2024ボランティアリーダーサポートミーティング」 と、チームリーダーとして活動現場を取りまとめ、円滑な大会運営をサポートするボランティアリーダー*2の皆さん に向けた「東京マラソン2024活動別ボランティアリーダー説明会」を行いました。

各ミーティング、冒頭では東京マラソン2024のキャッチコピーをお伝えし、世界のどこよりも‘東京’を「私のお気に入りの場所 “My Favorite Place…”」と心に描いてもらうために、大会の印象を作るボランティアの皆さんにも同じイメージを持ち、世界一あたたかな大会を目指していただけるようお伝えさせていただきました。

東京マラソン2024ボランティアリーダーサポートミーティング

2月10日(土)に行った「東京マラソン2024ボランティアリーダーサポートミーティング」はリーダーサポートの役割の再確認、リーダーサポートとして大切にしてほしいこと、各拠点ごとの役割分担の決定、活動別ボランティアリーダー説明会へ向けた事前準備と当日活動に関わる関係者との顔合わせを目的に実施しました。5つの活動内容ごとに設定されたミーティングに約130名 の東京マラソン2024リーダーサポートの皆さんが参加しました。

前半は大会概要や役割の再確認を行い、後半は活動ブロックや活動のグループに分かれて活動別ボランティアリーダー説明会に向け、大会当日の運営スタッフの皆さんとも連携しながら当日のフローやオペレーションを確認しました。
このミーティングを経て、リーダーサポートの皆さんはマニュアルの確認、当日の活動場所となる現地の下見などを行っていただくと同時に、2週間後に開催されるリーダー説明会では活動別分科会の進行を担っていただくことになっています。

東京マラソン活動別ボランティアリーダー説明会

2月23(金・祝)、24日(土)には活動別ボランティアリーダー説明会を行いました。
EXPO(ランナー受付)、スタート、コース管理、コース給水、10.7㎞フィニッシュ、フィニッシュの6つの活動ブロック別に開催された説明会に約700名のリーダー・リーダーサポートが参加し、東京マラソン2024に向け、ルールの確認、リーダーとして大切なことの確認、リーダーの交流、ノウハウの継承、約1週間後に本番を迎える大会当日の具体的な活動の内容や流れの確認を目的に行いました。

活動内容ごとの分科会はリーダーサポートの皆さんによるリードで、事前に準備した資料などを使ってわかりやすく説明していただきました。経験豊富なリーダーサポートの皆さんへ直接質問することができたり、活動経験の長いリーダーの方の経験談などを聞くことで、初めてリーダーとして活動する方も当日の活動イメージを持つことができ、不安がなくなったようでした。
大会を目前にした説明会で、ボランティアの皆さんの真剣な眼差しや大会当日活動を共にする仲間の声に耳を傾ける姿が印象的でした。当日はリーダーサポート、リーダーの皆さんに加え多くのメンバーの皆さんも参加します。笑顔と傾聴を心がけ、ワンチームで活動を楽しんでください!

活動別ボランティアリーダー説明会の会場では東京マラソン2024オフィシャルパートナーである花王株式会社の「YELL YELL YELL」プロジェクトが実施され、出走するランナーに向けた応援メッセージが寄せられました。

これらのメッセージは花王のオウンドサイト、SNSで発信のほか、東京マラソン2024 EXPO会場や当日沿道での放送が予定されています。ランナーの皆さん、ボランティアからの応援メッセージと共にパワーを受け取ってください!

各説明会にて東京マラソン財団が取り組むサステナビリティ(持続可能な大会運営)の取組みを紹介させていただきました。今大会のボランティアは、そのひとつの活動である、東京マラソン2024オフィシャルパートナーである東レ株式会社が取り組む、リサイクル繊維ブランド&+(&プラス)により2021大会でボランティアの皆さんに協力いただき回収したペットボトルから生まれ変わったボランティアウェアを着用します。 当日は、ボランティアリーダー・リーダーサポートはグリーン、給水・給食のボランティアメンバーはブルー、それ以外のボランティアメンバーはイエローのボランティアウェアを着用して活動しています。
東京マラソン2024を通じたサステナビリティへの取り組みについて
詳しくはこちら

「Tokyo, my favorite place…」
世界のどこよりも“TOKYO”を「私のお気に入りの場所 “My Favorite Place”」と心に描いてもらえるような世界一あたたかな大会をボランティアの皆さんと一緒に創り上げていきたいと思います。リーダーサポートの皆さん、リーダーの皆さん、大会当日まで宜しくお願いします!

*1リーダーサポートはVOLUNTAINEリーダー登録をされている方で、ボランティアリーダーとしての経験を活かして、新しいことに挑戦したい方がエントリーし、東京マラソンではリーダーをサポートするほか、VOLUNTAINERの運営サポートなどの役割を担ってくださる方々です。 リーダーサポートについて詳しく知りたい方はこちら

*2リーダーはVOLUNTAINER登録している方で、スポーツボランティアにおける活動をチームリーダーとして担う役割に挑戦したい方がエントリーし、東京マラソンではチームリーダーとして活動現場を取りまとめ、円滑な大会運営をサポートしてくださる方々です。 リーダーについて詳しく知りたい方はこちら

ボランティアリーダーサポートミーティング参加者レポート
飯島 大輔(いいじま だいすけ)さん

活動ブロック・役割:2024大会で新橋・芝ブロック給水のリーダーサポートとして活動予定


学生時代に海外ボランティアを経験したこともあり、社会人になってボランティア活動を再開。ランナーとして東京マラソン出走経験もあったため、VOLUNTAINERに登録。7年ほどリーダーとして活動し、リーダーサポートに。東京マラソン2024はリーダーサポートデビューとなります。

Q.今回ボランティアリーダーサポートミーティングに参加してどうでしたか?
A.リーダーとして7年ほど活動をしてきましたが、今回は初めてリーダーサポートのミーティングに参加しました。リーダーサポートの皆さんの意識の高さに刺激をもらいました。もう一段上のやる気と、心構えを持てた気がします。より一層、当日へのやる気が湧いてきました。

Q.本番に向けて活動のイメージを持つことができましたか?
A.はい。毎年現場でリーダーサポートの皆さんには支えられ、活動の姿を見てきたので役割や動き方のイメージはありました。説明会に参加したことで、自分がその役割を担うことに対してより具体的なイメージができました。初めてなのでやってみないとわからないことはありますが、とにかくやってみようと思います!

Q.東京マラソンのボランティアに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
A. 東京マラソンのボランティアを始める前は、ランナーとして走っていて東京マラソンも走ったことがあります。なかなか抽選に当たらなくて(笑)、『VOLUNTAINER募集!』に引き込まれるように申し込んでいたんです。学生時代に海外ボランティアの活動に参加した経験もあって、いつかボランティア活動を再開したいと思っていたタイミングとも重なったことがきっかけです。

Q.大会当日は「こんなふうに活動したい」などイメージはありますか?
A. リーダーサポートはリーダーを支える立場になります。その意識を持ちながら活動したいですね。特に、今回は新しいリーダーの方も多いと聞いています。これまでの自分の経験を共有したり、自分自身がリーダーの時にリーダーサポートがしてくれたことをリーダーの皆さんに還元できるような活動ができればと思います。

Q.飯島さんが担当される芝・竹芝35kmブロックでの給水活動の魅力を教えてください。
A.活動時間が長いエリアなので、そのぶん色んな仲間と接することができるのがこのエリアの魅力です。これまでもずっと給水活動を担当してきました。給水活動はランナーに一番近いところで、一番大きな声援を送ることができるのでランナーを支えている実感があるのが魅力ですね。他にチャレンジできるとしたら、フィニッシュブロックも挑戦してみたいですね。

活動別ボランティアリーダー説明会参加者レポート
齋藤 元気(さいとう げんき)さん
山村 京(やまむら みさと)さん
川村 美貴(かわむら みき)さん *右から順に

活動ブロック・役割:2024大会で日比谷・丸の内ブロック給水のリーダーとして活動予定


東京マラソン2024ボランティアに総勢50名でチーム参加する立教大学。職員としてボランティアコーディネーターを務める齋藤さん、昨年はメンバーとして活動して今回はリーダーとしてチームを取りまとめる、学生の山村さんと川村さんにお話を伺いました。

Q.今回、活動別ボランティアリーダー説明会に参加してどうでしたか?
A. ボランティアリーダーだけでもこれだけ多くの方がいることに驚き、あらためて東京マラソンは多くの方々の力で作り上げている大会だということを実感しました。
リーダーとして活動するのは今年が初めてで、メンバーと比べて担う活動も多く、メンバーを支える責任感の大きさを感じました。

Q.本番に向けて活動のイメージを持つことができましたか?
A. 今回活動するブロックはフィニッシュ前の最後の給水所です。ランナーに水を渡すだけでなく、ランナーの皆さんが気持ちよくフィニッシュできるように配慮して、しっかりと声掛けを行い、明るく接したいと思いました。
自分たちがリーダーとして明るく活動をすることでメンバーも明るい雰囲気でランナーに接することができると思うので、メンバーへの配慮も行なったチーム作りができるようにしたいと思います。

Q.東京マラソンのボランティアに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
A. 大学生になったらボランティア活動をしてみたいと思っていましたが、わからないでいた時に、大学のメールで東京マラソンのボランティア募集を見て、機会を逃がさず挑戦しようと思い、昨年申し込んだのがきっかけです。
高校時代にスポーツをしていたので、スポーツボランティアは身近に感じることができたことも始めるきっかけになりました。

Q.大会当日は「こんなふうに活動したい」などイメージはありますか?
A. 昨年はメンバーとして活動をして、何をすればいいのか、当日のイメージも全く湧かないまま現場に行き、周りについていくことで精一杯でした。立教大学チームのメンバーは今年初めて参加する人も多いので、初めてのメンバーに気を配り、昨年の自分たちの経験を活かせるようにしたいです。大会前日には、立教大学チームのメンバーにウェアを配付し、説明会も行います。事前の説明をしっかりと行い、当日は居心地の良いチームで活動を楽しんでもらえるようにしたいです。

Q.ボランティア活動の魅力を教えてください
A. 様々な方と関わることができたり、大会が多くの方々の支えで成り立っていることを間近に見ることができることです。
昨年はフィニッシュ後のランナーに手荷物を返却する活動をしたのですが、走り終わって達成感に溢れるランナーからパワーをもらったことや、合流した家族とランナーの姿に愛を感じたり、様々なドラマを見られることも魅力に感じています。

Q.ボランティアコーディネーターの齋藤さんに伺いました:立教大学でのボランティア活動の様子や、学生時代から関わることの良さを教えてください
A. 立教大学ではスポーツボランティア以外にも様々なジャンルにおけるボランティア活動の機会を提供しており、その中でも特に人気のある「立教大学チームで活動する1dayボランティア」のプログラムは、その都度全学生対象に募集を行います。
どの活動の募集にも定員以上の申し込みがあり、学生たちの関心の高さが伺えます。
東京マラソンのボランティアはその中でも規模が大きく、募集説明会には200名ほどの学生の申し込みがありました。今回は抽選を実施し、50名が活動を行います。
ボランティア活動は学生時代しかできない活動ではないけれど、学生時代に関わることで、幅広い年代や、様々なバックグラウンドを持った方々とフラットに接点を持つことができます。
卒業してからも大学の外でできた仲間とのつながりが続いたり、同じ活動に継続して関わったりすることができるというのもボランティアの魅力の一つです。
社会に出てからもボランティアでの経験が活かせる場面も多いと思いますし、人間関係も含めて視野や選択肢が広がることも学生にとっての大きな価値なのではないかと考えています。

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