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東京マラソン2017ボランティアリーダー説明会レポート

2017.02.22

日時:211日(土)①コース整理・給水 10:00-13:0014:00-16:30
                
②フィニッシュエリア10:0013:00 14:00 – 17:00
        212日(日) ③スタート10:0013:00 EXPO14:30-17:00
        
218日(土) ④フレンドシップラン・ファミリーラン

場所:①東京ビッグサイト ②東京国際フォーラム ③都民ホール 都議会議事堂1階 ④東京マラソン財団会議室


東京マラソン2017まであと2週間となり211日(土)12日(日)そして一週間前の218日(土)に東京マラソン2017、そして関連イベントで活動するボランティアリーダーの説明会を行いました。

 2017
大会はこれまでと違い、リーダーは専用ビブスではなく、メンバーと違う“LEADER”と背中に入ったリーダー専用の紺色のウェアを用意。
各説明会ではその紺色のウェアがひとりひとりに手渡されました。また、多言語シールも展示され特に英語に関しては希望も多かった為、全員に配付。ボランティアセンター長からも「英語に関してはみんなが対応に困らないようになってほしいという願いもこめて全員にお渡ししました」と話がありました。

 


説明会では、ボランティセンターから主な変更点や全体の注意事項を説明し、リーダーサポートや関係スタッフの挨拶のあと、分科会が行われました。
リーダーサポートごとに分科会の仕切り方も違っていて自己紹介で雰囲気を和ませてからスタートする会もあれば、全員で「宜しくお願いします」と声をそろえた挨拶から始める会もあり、リーダーサポートやリーダーの色がそれぞれに出ていました。

また、リーダー側からも多数質問が生まれ、リーダーサポートがその質問を関係スタッフに確認するといった場面もあり、お互いにわからないことは持ち帰らない、という姿勢が強く感じられました。


  

スタートの会では新しくなる手荷物の預かり方について、実際にカゴ台車に荷物を積んで運営方法について話し合いがなされました。EXPOの会ではセキュリティリストバンドを手につけて、段取りを確認したり、効率の良いつけ方など工夫されているようでした。

 

フィニッシュの分科会が終わった後は、複雑な東京駅周辺の地下道を案内できるように下見に行くグループや、日比谷公園の手荷物受取の場所を確認しに行くグループなど、実際に担当する活動場所を下見するリーダーとリーダーサポートが多くいました。途中、段差を見つけると、「疲れているランナーが転ばないように、ここは声がけを行ったほうがいいね」、などと当日の様子をシミュレーションしながら、意見を出し合うリーダーたちの姿が印象的でした。  

 

新しいコース、フィニッシュとなることで変更点も多くありますが、「リーダーの皆さんとNew Way, New Tokyo.を一緒に作り上げたいと思います。」とのボランティアセンター長のメッセージに、リーダーの皆さんは力強い笑顔で応えて、説明会は終了しました。

 

大会までいよいよあと数日、本番も頑張りましょう!!


参加者の声


 ■名前:吉田 幸恵さん(スタートブロック 給水・給食担当 リーダーサポート)

         

 ・東京マラソンボランティアに参加されたきっかけは
  2007年の初回から東京マラソンが始まってるなぁとは思っていましたが、自分には関係のない話だと思っていました。ただ、
    2011年に駅のポスターでボランティア募集の告知をみて (スポーツイベントに)こういう関わり方があるんだ、と思って興味をもったのが
    きっかけです。これまではスポーツは見るのは好きで、でも見るだけのものと思っていたので応援するのとは違う関わり方があると
    気づかせてくれたのは東京マラソンのボランティアの告知ポスターがはじめてでした。


 ・ポスターに凄くインパクトがあったのでしょうか
  「東京がひとつになる日。」というキャッチフレーズがいいなぁと思って。…常に日々、東京にいて、会社に行っているけど、隣にいる人の事を
    考える事はあまりないじゃないですか。こんなに人がいっぱいいるのに。なのに、東京マラソンの日だけはランナーだけじゃなくて一緒に
    応援する人がいて声をかけあったりボランティアが手を取り合って助けあったりして、なんと素晴らしい「東京がひとつになる日。」だわ、
    と思うんです。日常とのギャップを味わえる機会をいただけることは本当にありがたいと思っています。

 ・コースが新しくなりますが、新しい事があるときに心がけていることはありますか?
  何年か前にスタートのセキュリティが厳しくなったことがあって、内輪では反発する人が結構いたんです(笑)。飲料の規制があって、
    「水も飲ませないのか!」といった声もあって。 でも、その時思ったのは運営サイドもボランティアを困らせようなんて思っているわけがないんだから、
    何か意味があるはずですし、それを確認して、納得して、説明するということが大切だと思って。今もそれは心がけています。
    新しいことが起きてもまず受けいれる。 そのことは大事だと思っています。

 ・リーダーに求められることは何だと思いますか?
  メンバーの時の感覚でいるといわれたことをやる、ということで終わってしまうことが多いのですが、リーダーは決められたこと以外の事を
    することが多くなります。事前に準備してても当日はきっと何か起きてしまう(笑)。でも、必ず他のリーダーとかリーダーサポートとか
    色んな人がいて助けてくれます。だから、私は最初にリーダーを務めた時は朝一番にみんなに挨拶しました。
    メンバーから警備の警察の方まで。困ったことがあったらすぐに声をかけて人と人の間をつなぐ。自分ひとりでやっているわけではないですから。
    まさに「東京がひとつになる日。」の精神ですよね。色々あっても最後に笑って終われれば、それが一番ですね。




 ■名前:二木 良祐さん(フィニッシュ・ランナーサービス担当 リーダー)

 
                         

 ・東京マラソンボランティアに参加されたきっかけは
  東京マラソンに参加したかったのですが、高校生だったので走ることができず、2007大会にはボランティアとして参加したのがきっかけです。
    それ以降、ずっと落選し続け・・・。またボランティアとして参加してみようと2015大会でメンバーとして活動していたときに、リーダーの存在が
    印象的だったので、16大会からリーダーとして参加することになりました。スポーツ関係の仕事をしているので、自分の経験を活かせればと
    思っています。

 ・初めての活動内容や新しい場所で活動することは不安ではないですか?
  気が引き締まって、楽しみでもあります。臨機応変に判断して、問題が解決されてよりスムーズになった時、それがリーダーの役割だと
    思いますし、楽しいところです。

 
・リーダーとして心がけていることはありますか?
  今回、30人弱のメンバーと完走メダルをランナーに渡す活動を行います。初対面の方々と活動をするので、先入観なく、ポジティブに
    平等に向き合おうと思っています。初対面だからこそ、上手くいくこともたくさんあると思っています。


 
・2017大会、楽しみなことを教えてください。
  世界記録が出たらいいなぁ(笑)。ボランティアが終わって帰宅したら、毎回録画していた中継を見るんです。それから、一般ランナーの
    人たちにも、東京マラソンで自己ベストを出してもらいたいなと思っています。完走メダルをランナーに渡すのが楽しみです。


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