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TSCニューヨークシティマラソンボランティアツアー 活動レポート

2018.12.10

11月4日(日)に開催された「TCSニューヨークシティマラソン」でボランティア活動を行う「TCSニューヨークシティマラソン ボランティアツアー(主催:クラブツーリズム)」が昨年に引き続き実施され、今回はVOLUTNAINERから8人が参加しました!

昨年も同じ23mileでリーダーを務めていたマーカスさんは、私たち日本チームを覚えていて、”Welcome back!“ と快く迎えてくれました。
マーカスさんの指示の下、同じテーブルのボランティアメンバーと一緒に給水の準備に取り掛かります!


〈中央ブルーのウェアがマーカスさん/ボランティアメンバーと一緒に給水準備/カップは三段に重ねてスタンバイします〉


私たちが活動を行った23mile給水所は、ボランティアの中でも経験が多いリーダーが集まっているため、現地で留学している学生やワーキングホリデーでニューヨークを訪れている方など、各国からのボランティアをこの地点に集め、"International Point" としているそうです。

VOLUNTAINERの中には、あらかじめ水に濡れても大丈夫な靴・ズボンを履いてきたメンバーもおり、準備万端です!


〈撥水性の高いくつ・ズボンを着用!〉


車いすランナーから順番に通過していき、13時を過ぎると23mile地点で給水を行う人も続々と増えてきて、いつの間にか大忙し!
三段に重ねたたくさんのカップも、どんどん減っていきます。

ランナーにカップを渡す役割がとても人気で、そこに人が集まりがちでしたが、VOLUNTAINERの皆さんはカップに水を入れたり、コースに捨てられたカップを集めてゴミ袋にまとめたりなど、周りの状況を見て人が足りていないポジションを臨機応変にカバーしている姿がとても印象的でした。
さすが、VOLUNTAINERの皆さんです!!!

また、段々英語での掛け声も増えてきて、”Go for it!” や ” You can do it!” などの応援の言葉や、水とスポーツ飲料水の区別をつけるために、”Water! Water!” とランナ―にわかりやすいように声掛けもしていました。


〈給水活動中の様子/それぞれの判断で必要なポジションに分かれ、対応しています!〉


さらに、現地のボランティアリーダーが活動中のボランティアメンバーに声を掛け、胸元のIDカードにシールを貼っていました。
お話を聞いてみると、貼っているシールにも種類があり、「一生懸命ランナーへカップを渡している人」「水をカップにそそぐ作業を頑張っている人」「最も大変な作業である、捨てられたカップ集めを率先して行っている人」など、リーダーが活動中の様子を見て、“Good job” と感じたボランティアメンバーに対してシールを貼っているようでした!これには皆さん驚きながらも、もっと頑張れる!と喜んでいました。


〈リーダーに貼ってもらったシール/中には金色の大きいシールをもらったメンバーも!〉


活動時間は13時までの予定でしたが、皆さん活動に夢中で気がついたら16時を過ぎており、私たちVOLUTNAINERのボランティア活動はここで終了!
最後にマーカスさんをはじめ、現地のボランティアの皆さんと一緒に集合写真を撮影し、お土産にNYCマラソンボランティアのピンバッジをいただきました。



ボランティア活動終了後は、クラブツーリズム主催マラソンツアーの参加者とともに、食事会へ!
NYCマラソンを完走したランナーと一緒に、大会を振り返りました。


〈ツアー参加者食事会の様子/大会前にはEXPO会場・フィニッシュエリアにも行きました。〉


ご参加されたVOLUNTAINERの皆さん、本当にお疲れ様でした!
世界の大規模マラソン大会でのボランティア活動経験を、これからの活動に是非活かしてください!
*****"a VOLUNTEER is an ENTERTAINER" さあ、仲間と一緒に踏み出そう!もっと先へ!!東京から世界へ!!!*****




参加者の声

名前:田口 茂さん

・東京マラソンではリーダーサポートとして活動

Q.ニューヨークでの活動で、東京マラソンと違うなと感じた点はありますか?
A.交通規制の始まり方がざっくりだったり、一つのテーブルで一班というくくりが無かったりと、自由でした。それでも回っていたので、東京でも班をまたぐメンバーがいてもいいのかなと思いました。
また、全体的にボランティアさんの年齢層が若かったように感じました。
逆に現地のボランティアリーダーが裏方にまわりゴミの整理などをして引っ張ってくれたのは、東京との共通点でした。
救護隊の多さについては、東京マラソンが誇れる点だと思います!

Q.東京マラソンでも活かしたいと思った点はありますか?
A.最初にリーダーから「サングラスをかけている方は外して、ランナーの目を見て活動してください」という指示があったのですが、ハッキリとしたこの指示はとてもいいと思いました。
また子供が(親御さんと)ボランティアに参加していて、家族を応援しながら親子で活動していた姿もよかったです。東京でもあったら、と思いました。

**東京マラソンではリーダーサポートとして活動している田口さん。ニューヨークでも他のメンバーの活動中の様子を見て気を配り、進んで裏方の仕事をしている姿が印象的でした!**


名前:木村 玲子さん

・2018大会が初めてのスポーツボランティア活動

Q. 今回のニューヨークでの活動はいかがでしたか?
A.時間を忘れて終了時間に気が付かないくらい、すごく楽しかったです!大都会ニューヨークのマラソンコースで、120カ国の人たちと交流して、活動も次から次へとやることができて、本当に楽しかったです。 これから何か楽しめることをと思い、参加したのが東京マラソン2018でのボランティア活動でした。今回ニューヨークにいくと話したら周りの人から驚かれたのですが、走れなくても大会に参加できた気がして、よかったです!

Q.ニューヨークでの活動で、東京マラソンと違うなと感じた点はありますか?
A.ボランティアの解散が割と自由で、突然隣の人がいなくなっていたりして大変でしたが、逆に自由に協力しあうことも出来たので、すごいなと思いました。

Q.現地のリーダーから金のシールを貼ってもらっていましたね!
A.コップ拾いをしていたら、貼ってくれました。このシールを貼ってもらえると、嬉しかったです。

**木村さんは2018年からスポーツボランティアを始めたとのことでしたが、活動中は周りを見て人手が足りていないポジションへ積極的に入り、一生懸命活動をしていました!**
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