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VOLUNTAINERスキルアップ講習「大規模イベントにおける危機管理」実施レポート

2019.02.18

1月29日(火)、新宿文化センター小ホールにて、VOLUNTAINERスキルアップ講習「大規模イベントにおける危機管理」を実施しました!

講習会は夕方(16時~)と夜(19時~)の2回に分けて実施し、平日にも関わらず合計313人のVOLUNTAINERの皆さんにご参加いただきました。

まずは東京マラソン財団 経営企画室長の酒井より、東京マラソンで実施しているリスク対策をご紹介。



次に、東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター 准教授の関谷直也氏による「大規模イベントにおける群衆心理の注意点」の講義を受けました。

社会心理学も研究されている関谷先生からは、世界で起きた様々な“群衆パニック”の実例を紹介しながら、「人が多く集まるイベントが抱えているリスク」について説明してくださいました。



東京マラソンも、大会当日は38,000人のランナーと11,000人のボランティア、そして沿道から応援してくださる方々と、多くの人々が集まります。
群衆パニックは発生することがなかなか起こることがないからこそ、発生時に避難・対応が遅れることがとても多くなります。
まずはパニックが発生したときのことを想定しておくことで、少しでも冷静な判断につながるのではないでしょうか。

最後に健康管理からの視点で、国際医療福祉大学 医学部 公衆衛生学 教授の和田耕治氏による講義「大規模イベントにおける健康管理」が行われました。

今年の冬も大流行しているインフルエンザやはしかなどの感染症リスクについてのお話があり、万が一感染した場合の対処法などについて学びました。
人が多く集まる場所だからこそ、「うつさない・うつらない」対策が特に必要です。
もしも大会当日に具合が悪いと感じた場合には、他の人に感染させる可能性もあるので、無理をせずにボランティア活動への参加可否を検討してください。



当日、ボランティアの皆さんは「その場で判断しなければならない」ことが必ず出てきます。
その事象は災害発生や同じ藩のメンバーの欠席など、大小様々なことが考えられますが、その場にあった適切な判断をするためにも、まずは「危機を想定しておくこと」がとても重要です。

今回の講習はボランティア活動だけでなく、日常でも非常に大切な知識を学ぶことが出来たのではないでしょうか。ぜひ、今回学んだことを様々な場面で活かしてくださいね。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!





参加者の声

名前:藤倉 聡さん


Q.今回のスキルアップ講習に参加した理由を教えてください。
A.2018年度からリーダーサポートに登録し、2019大会で初めてリーダーサポートとして活動するにあたって、活動を「楽しむ」ことも大事ですが、それ以前に「安全」に関心を持ちたいなと思い、どのような内容かは分からなかったのですが、スキルをつけるために参加しました。

Q.講習の感想をお願いします。
A.(一つ目のテーマが)集団心理ということで、“パニック”がなぜ起こるのか、ということが分かりました。私は2019大会ではスタートの手荷物担当で、人が多く集まる場所なので、「こういうことでパニックが起こるんだ」とパニックの原因がわかったことで、自分自身も安心できるし、ボランティア、ランナー、関係者の皆さんの助けになるのではないかと、強く感じました。

Q.今日の講習を受けて、大会当日に向けて
A.先生が仰っていたように「人が集まること自体が危険を伴う」ということで、東京マラソンは人が集まるイベントなので、事故が起きないよう、皆さんがパニックにならないよう注意をしながら、リーダーサポートとして活動出来ればいいなと思います。
また、今まではメンバー・リーダーを経験し、段々(周囲を)見る範囲が広まってきて、今回は(リーダーサポートということで、見る範囲が)広い中で、事故が起きないようにしっかりと見ていきたいと感じました。

Q.これからボランティアを始めようとしている方々へメッセージをお願いします。
A.最初の一歩、興味を持ってまずは「やってみる」ということが大事だと思います。誰かが背中を押してくれればいいと思うのですが、なかなか自分では踏み出せないと思うので、この東京マラソンのボランティアのウェブサイトや映像など楽しそうな活動を見て、ぜひ一度経験してみてください。



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