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東京2020に向けたボランティアシンポジウム~ボランティアがつなぐ埼玉県の未来・その先へ~実施レポート

2018.04.16

2018年2月12日(月・休)に埼玉県主催の『東京2020に向けたボランティアシンポジウム~ボランティアがつなぐ埼玉県の未来・その先へ~』がウェスタ川越にて行われました。

今回は現役トップアスリートや大規模なスポーツイベントの第一線でボランティアに携わった方々などにより、ボランティアの役割やおもてなしの心について話し合われました。11月に行われた第一回が好評で応募が殺到、400名だった定員を約550名に増員するほど盛況でした。



1部の基調講演では東京マラソン車いすレースディレクターである副島正純氏が登壇し、「車いすアスリートから見たボランティアの必要性と未来」について話をしました。自身の経験に基づき、パラリンピックや国際大会で受けたスポーツボランティアホスピタリティについて話をし、「ボランティアが助けてくれたり声をかけてくれた大会は気持ちの良い大会だという印象が残る。ボランティアスタッフはまさに大会の顔となる存在だ」と話しました。

 


また、2部ではVOLUNTAINERアドバイザーの森村ゆき氏と観光庁ユニバーサルツーリズム検討委員の渕山知弘氏がファシリテーターとなり、「ボランティアの役割とおもてなしの心」についてパネルディスカッションが行われました。東京マラソンのボランティア経験のある塩川明美さんは「初対面の約20人が一つのグループになって行動し、大会を成功させるという目標に向かって全員で活動するのはとてもやりがいを感じる」と話しました。ボッチャの車いすアスリートでありながら東京マラソンのボランティア経験のある平川孝広さんは「選手として大会に出場したいという想いは強くあるが、ボランティアをする自分の姿をみて、(障害を持つ人が)自分も何かやってみようと思ってもらえると嬉しい」とご自身の経験に基づいてお話をされ、「東京都観光ボランティア」の真鍋一史さんからは「常に最先端のものに触れたり、自分の持っていない経験に触れておくことが重要だと思う。緊張する事もあるが、声をかけてコミュニケーションをとりそういった経験に触れることは、ボランティア活動にとっても、日常生活にとっても必要だ」とお話されました。

    


2部にも参加した副島氏からも「アスリートにとって、応援してもらうこと、関わってもらうこと、それが一番うれしい」とコメントがあり、ご自身を支え応援してくれている奥様にも急遽登壇していただき、レーサー(競技用車いす)の扱い方や、「自分でやれることは自分でやりたい」という障害者アスリートの気持ちについてお話をされました。



渕山氏からも「笑顔とコミュニケーション」そして、「困っているのかどうか自分で判断せず声掛けをすることが重要だ」とまとめがあり、森村氏からは「日本人のホスピタリティがあれば日本のボランティアは世界一のボランティアになる事ができる」と力強い言葉が発せられシンポジウムは終了しました。



※休憩時間には、参加者の皆さんに車いすレーサーに触れていただいたり、VOLUNTAINERのバナーの前で記念撮影をしていただいたり楽しまれていました。

 


開催概要
日時:2018年2月12日(月・休)14時30分から17時00分まで
場所:ウェスタ川越 多目的ホール
登壇者:
副島 正純 氏(車いすアスリート/東京マラソン車いすレースディレクター)
森村 ゆき 氏(東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ「VOLUNTAINER」アドバイザー/「RunforSmile株式会社」代表)
渕山 知弘 氏(観光庁ユニバーサルツーリズム検討委員/クラブツーリズム株式会社ユニバーサルデザイン旅行センター課長)
平川 孝広 氏(車いすアスリート/東京マラソンボランティア経験者)
塩川 明美 氏(東京マラソンボランティア経験者)
真鍋 一史 氏(東京都観光ボランティア経験者)
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